2012-09-27

カーテンレール(20120926)

本日のお題はカーテンレールです。

もともと↓写真のようなカーテンレールが付いていたのですが







このようなタイプのレールだとカーテンは壁面よりずいぶん部屋の内側に下がり
部屋が狭く感じてしまうとのこと。

一方この家の壁は厚みがかなりある感じで窓枠にもそれなりの幅があるので
カーテンレールを窓枠の中につけたいとのリクエストです。

(もう自分がいったい何屋なのかわからなくなってきました。)

アイデアは意外と簡単に思いつきました。

まずパーツを作ります。
9cm幅の栗の板と9.5mm径のステンレスパイプを使いました。















木のパーツは着色しました。
柿渋+墨汁を塗ってからオイルステインを塗り その後ウェスで磨きます。















カーテンをかける駒と木のパーツをステンレスパイプに通します。
















駒はカーテン用のものではなく
文房具的なステンレスのリングで、大小二つを組み合わせています。















既製品のカーテンの駒は半間用で7つだそうです。

あとはお察しのとおりこんな風に窓枠に取り付けます。
















レールが3本なのは 外(レース)、中(遮熱)、内(インテリアに合うもの)をかけるようにしました。
↓写真では中にかけているカーテンの上端が窮屈そうですが
その後 カーテン側のフックをもう少し上にしました。外側のレースもそのようにします。
逆に内側のカーテンは窓枠が隠れるくらいフックを下げました。
































そして古いレールを外して出来上がり。















2012-09-04

ギター用小物入れ(20120831)

ことさらエントリーにするほどのこともないような小物のお話ですが
久しぶりなので書いてみます。

いつも使っているギターケース。
もう15年ぐらい前にグローブ用の皮で作ったものです。

こういうソフトケースはたいがい外側に楽譜が入るぐらいの大きさのポケットがあったり 小物を入れる小さなポケットが側面についているんですが そういうものは付けるのは チョッと… と思って作りました。


決して面倒くさいからということではなく
ポケットとか取っ手とか なるべく余計なパーツを付けずに
ギターの美しいアウトラインだけが見えるように作りたかったんです。

楽譜なんかは 数枚のコピーだったらケース内に入れますし
それ以上だったら ポケット付きのケースだったとしても別のカバンで持って歩くので特に不便はありません。

しかし微妙にあったほうが良いかな と思うのが小物用のポケットで、
どうしても常備させたいのはチューナー、カポタスト、爪切りと爪ヤスリです。

チューナーとカポタストぐらいだと服のポケットで良いんですが
爪切りと爪ヤスリはそのままだと服のポケットに穴が開いてしまいます。
カバンのポケットでも事情は同じですし一緒に入れている他の物も傷ついてしまいます。

それで いつかそのうち 
ケースの内張りに爪切りと爪ヤスリ用のポケットを付けようと思っていました。


ところが 内張りに付けるとなると内張りを一度外さないといけないのでチョッと面倒です。
(そういうこともあるだろう と思って 内張りは外せるように作ってあるんですが やはり面倒で…)

それで 今回ひらめいたのが… 要するに小袋です。
かつて穿いていたジーンズの端布で作りました。


 先の4点を入れて

こんな風にペグに引っ掛けてケースの中でスペースに余裕のあるネックの裏の位置にぶら下がります。