2015-05-28

モニターアンプ用バッグ(20150526)

こんなものがあったらなぁ なんて思って
いつもいろいろチョコチョコッと作ってみます。

しかし実際に出来上がってみると最初に思ったほどでもなくて
結局時間とお金を使ってゴミを作っただけだったような物も少なくありません。



そんな日々の工作の中で
最近作った小型モニターアンプは 今のところ使い勝手は絶好調、完全に日常生活のスタメンになっています。

せっかくだからペットネームも付けてあげましょう。
顔アンプ




アコースティックギター+αぐらいの音量の練習なら他の音源を鳴らすにしてもこれ一台で充分、椅子アンプを持ち出すほどではない場面に最適です。

BOSE L1>椅子アンプ>顔アンプ。
規模の違いでの使い分けが完成した気がします。

今後はきっといろいろな場面で持ち歩くことになるでしょう。

なので携帯性のさらなる向上のためにキャリングバッグも作ってみました。
いわゆるクッション材は入れていませんが 外側を厚めの帆布、内側はもうくたびれて着なくなったネルシャツから取った生地にしました。
普通に乱暴なことをしなければ問題無いと思います。

タネも仕掛けも無いので完成の図↓のみです。






2015-05-12

小型モニターアンプ(20150511)

ちょうど3年前に作ったポータブルアンプ

携帯性の良さからその前数年間使っていたAXLのThinAmpを分解、回路基盤を外して、その他の必要な機材も結線したまま運べるように余ったケースの再利用で作り直したものです。

かなりいろいろな場面で活躍してくれましたが携帯性重視で作った割りにコンセントがあるところでしか使えないのが玉に瑕でした。


そのちょうど1年後。
電池駆動で使え、演奏で出かけるときの最小の携帯品として椅子まで兼用で使えるように作った椅子アンプ

アンプの回路基盤はローランドのモバイルキューブから取ったので音質もエフェクトまずまず満足、電池駆動の携帯性やエフェクト搭載の便利さもあって以後も最もよく使っている一台です。


そして そのまたちょうど1年後。
めったに使う機会は無いだろうな と思いつつ、やはりちゃんとしたPAを一つは持っておきたいと思って買ったボーズのL1 Compact system

これ以上のPAが必要な場所で弾く機会なんて無いですし もしそういう機会があったとしたらむしろPA持参は無いですから内容的にこれ以上の物には手を出しません。


しかし最近。ちょっとした音出しやとりあえず聴ければ良い程度でいろんな音源機器に簡単につなげられたりと、逆にあらゆる意味で本当に簡単に使える小型のモニターアンプが欲しくなってきました。

それこそローランドのモバイルキューブやヤマハのTHR5Aとか・・・・。
否!それよりもっと簡単なものが欲しいです。

そういえば。
椅子アンプとL1 Compact systemを使うようになって以来、
一緒に持って歩く小道具類もずいぶん変わってしまったこともあって、すっかり出番の無くなった3年前作成の初代ポータブルアンプ。

あの子にトランスフォームしていただきましょう ということで作ってみました。

先ずは完成の図。
スピーカーを固定している正面の板はそのままで(塗装しました)全体の箱は作り直しました。

正面板より横幅を少し大きめにしなければいけなかったのは
ThinAmpを分解したとき 再利用できそうな気がして取っておいたメッシュが嵌る大きさにしたからです。


裏はこんな感じです。
4つの端子、下2つはそのままスピーカーに繋がっているだけなのでオーディオ機器のイヤホン端子につなげれば音が出ます。

スピーカーの効率が良いのか うちのPCのイヤホン端子やスマホにつなげると音楽ソフトのボリュームつまみが半分ぐらいでも充分な音量で鳴ってくれます。

ステレオ出力のコードを受けられるようにしたかったので入出力とも二つづつ端子をつけていますが、中でモノラルにつなげてしまっています。
基本的に楽器用なので結果的にそのほうが便利な場面が多いと思うのです。



いちおう中にはUSB給電のPC用アクティブスピーカーから取ったアンプ基盤も入っています。
性能についてはハードオフで数100円で買ってきた中古品なのでよく分かりませんが ノイズも無く結構な音量で鳴らせます。家で使う分には楽器のモニターとしても充分な気がします。

端子の上のほうにある白い丸いのがボリュームつまみです。

上の2つの端子がこのアンプの入力端子です。
出力はスピーカーに直結した下の端子にそのままつなげてあります。


アンプ基盤用の電源はモバイルバッテリーで、電池ケースをつけたりするよりも簡単で良いかな と。
ちなみに このモバイルバッテリーはスマホ2台フル充電できる容量で残量が○%と表示される優れものです。


さらに そんな機会があるかどうか分かりませんが 音圧がもっと欲しいと思うような場合用に
安価ですけどとても評判の良いTA2020-020というICを使ったデジタルアンプをビス1本の簡単取り外しで背負えるようにしました。


いずれにしても手軽で良好です。

以前のポータブルアンプのときのケースとThinAmpのアンプ基盤は残ってしまいましたが それもそのうち何かに再利用しましょう。
(5/15追記)
ガッ!と鷲掴みで持つとボリュームのノブが当たってしまって持ちにくいので取っ手を付けてみました。