2013-04-30

簡易AVセンター(20130428)

既製品の基盤をそのまま別のケースに入れ替えているだけなので あまり知的な感じはありませんが日常の快適性のために工夫してみた工作です。
先ずは完成品の全体像。














設置後は正面以外はほとんど見えなくなるので手元にあった材木で済ませてしまいましたが 正面以外ももう少し綺麗な材料を使ったほうが良かったかもしれません。
中身はこんなもんです。↓















中身は3系統の入力セレクターとステレオアンプ、そしてケースの右側と正面方向に向けたスピーカーがそれぞれL/R分付いています。
←こちらから基盤が入っていたオリジナル製品。
アンプ付きスピーカーは10年前VAIOを買ったときの付属品。
音は良かったんだけど なぜか使いにくくて死蔵させていました。

セレクターはどの製品に限らず意外に高価で 欲しいと思いつつなかなか買えずにいたところ ハードオフで300円で見つけたものです。
しかしご覧のとおりの外観でコードが両側に出ていたり上面に回転式のスイッチなのでどこに置くにも置きにくく、いちおう使っていましたがまぁ使いにくい代物でした。

ところで精神的にも昭和な私は家の中の中心はいまだにテレビだったりで、狭い家ですが一台のテレビがどこからでも見やすいようにしています。(何台も置くのはそれは嫌なんです。)

↓こんな間取りで食台、ソファー、寝床に一台のテレビを3方向に回転させながら使っています。


















しかし 狭いとは言ってもこの位置関係でテレビ本体のスピーカーで音を鳴らすとそれなりの距離とスピーカーの指向性や音質のクォリティもあって内容がちゃんと聞こえるように音を届かせるにはけっこうな音量を出すことになるんです。

べつにその程度の音量が近所迷惑になるとか そういうことじゃないんですけど 楽器やオーディオに限らず 音は音量ではなく「通る音」で聴きたいと思っています。

そこで 今まで居場所に近い位置に置いたspeaker1とspeaker3に音を出して使っていました。
寝室側のspeaker3はon/offできるように、また ソファーに向くspeaker2はありませんでしたがソファーに居るときは1,3で音を出していれば まぁOKという感じ。


しかし最近アンプのツマミにガリが目立つようになってきたのと speaker3用に置いてあるスピーカー。(↑図 紫の四角)11(w)x37(h)x18(d) 大きくはないけど小さくもなく、部屋の何も無い部分にポコッと一つ置いてあるのは常々邪魔だと思っていたので今回の工作となりました。

(←speaker3のスピーカー。1本でここにはモノラルで流していました。)





今回のAVセンター。
左の縦に3つ開いた穴は正面向きに音が出る部分。
いちおうスピーカーは穴のすぐ向こう側に付けるのではなく なるべく奥に付けてその距離で箱鳴りさせているつもりです。

その横の四角い穴はAUXとして他の音源をつなげられるよう端子のコードを引き出す穴。
その都度付け替えるような音源をいちいち裏でつなげるのは面倒ですよね。

その右、中央のツマミがボリューム。オリジナルの基盤のツマミがそのまま出ています。

さらに その右 上に3つ並んだツマミはアンプの出力をspeaker1,2,3用に分けてそれぞれのボリュームになっています(それぞれのon/off用の意味でもあります)。

そしてその下のヘラみたいなのは 左・中央・右 と3入力セレクターの切り替え。
(左・テレビ 中央・wii 右・aux)

分解したセレクターがロータリーのスイッチだと思ったら スライドスイッチのツマミを回転ノブで押していただけでした。なので このヘラに穴を開けてそこにツマミを入れて ヘラの奥端を支点にして外に出ている部分で左右に動かすようにしました。
(本当はスイッチのツマミを直接外に出そうと思ったんですけど あまりに見栄えのしないスイッチだったので一手間かけてみました。)


一番右上のスイッチはオリジナルの電源スイッチ。
置時計に使っているタブレットのこともあるので これは使わずに電源コンセントのon/offスイッチを使います。



そして ←こんな感じで使い始めました。












2013-04-15

FB「いいね」ボタンの設置(20130415)

Tradjaig kenさんからお勧めがあって ブログの記事にもFBの「いいね」ボタンとFBコメントをつけてみました。

上手く設置できるかどうかとりあえずこのエントリーで試してみます。


2013-04-14

リサイクル工作4点(201303xx)

大きさや材質からなんとなく捨てにくくて蓄積していく部品や素材。
前にも書いたような気がするけど 量的に部屋の収納力や自分の管理能力を超えた辺りから
それを使う機会が巡ってきても上手く取り出してくることが出来なくてその都度買い足したりして。

そして買い足した分の使い残りがまた捨てられないまま部屋の肥やしになり・・・。

部屋の中がそんなもので溢れかえってまた憂鬱の種になる。

しかし ごくまれにときどき。
そんな素材の破片に再び命を吹き込むことが出来たとき
ささやかにカタルシスがおこなわれるのであります。

片手間と思いつきの産物なので精度を出し切れていないことに若干ストレスの種を内在させたままの工作ですが最近のものを4点。


1.コートハンガー
土台のレンガとT字型のスチールの部分が現役復帰品。

15cmx15cmx15cmのレンガ風ブロックは二年前、別の用で買ったんですけど 思ったような使い方が出来なくてその後ずっとベランダで風雨にさらされ放置されていました。
けっこう重いのでハンガーの土台の錘で現役復帰です。

スチールの部分は↓の簡易家具の脚から。

今の家に引っ越してきたとき急場しのぎで買ったもので 数年便利に使っていたテーブルですけど その後だんだん他にも家具が増えて置き場所がなくなり分解。







天板は短い脚を付けてローテーブルで使っていますが スチールの脚は不燃ごみで出すには大きすぎて分解されたまま部屋の肥やしとなり数年。

T字型の脚は今回ようやく日の目を見ました。
U字型のほうはまだしばらく肥やしの日々が続きます。

追記(20130415):
長い板だけ新規購入。そのほか土台辺りの材木は肥やしから出土した余り材。木目も表面もあまり綺麗ではなかったので全体をオイルステインで塗りました。




2.ギター ソフトケース
2008年に中古でしたがovation viperを買ったとき作ったソフトケース。

穿かなくなったスラックスとチノパンを壊して取った生地で作ったので そもそもこの時点でリサイクル工作ですが 今回はさらにもう一手間のお話です。

このケースに入れるovation viperは購入時にネックの若干のねじれに気づいていましたが あまり神経質にならなければ気にせずに済む程度のものでした。
2008年ではviperの生産は終了していましたし価格も手ごろだったので この一台はずっと使い続けるつもりで購入し実際けっこう良く使った一台になりました。

ところが 数年前のある日。ネックのねじれが進行したのか、
ねじれが原因であろう弦のびびりが急に気になる程になってきました。

他に状態の良い中古もあまり出てこないだろうと思っていたので修理しようかと迷うこと1~2年。

しかし迷っているうちに昨年viperが再生産されている記事を発見。

「そうですか。(お金さえあれば)いつでも新品が買える状態になっていましたか。そうですか そうですか そうですか。。。

ならば この一台に固執することもないと思い あっさり売却。
将来余裕があればまた所有したい楽器ですが まぁとりあえず今はペンディング。

そして 他の手持ち楽器はみなアコースティックなのでソリッドボディ用に作ったこのソフトケースは他に使いまわしも出来ず部屋の肥やしになっていました。


ところで昨年買ったOvation Collectors' edition 1997-7n

基本 自分は大きめの楽器に太い弦を張ってストロークでガンガン弾くというのが信条で
間違っても小ぶりの楽器にローテンションゲージを張ってなでる様に奏でるなんていうのは男気が許さなかったりするわけですが。。。

Ovation Collectors' edition 1997-7nは同社のライナップの中で唯一の小ぶりモデルで さらに同モデルの中でも 7n のnはナロー(細)ネックモデル。
発売当時はまったく関心の行かなかった楽器ですが齢を重ねると気が弱くなるというか 身体に優しい楽器が欲しくなり viperと数ヶ月の入れ違いのようなタイミングで買った楽器です。 

Ovationのアコースティックのボディは最近の特殊なモデルを除けば 胴厚が3種あっても外周は全部同じサイズなので購入時に付属のケースは全部共通です。胴厚の違いには発泡材のくり抜きで対応

なので唯一外周の違うCollectors' edition 1997-7nはどんなケースが付属されるのだろう と思っていたら ovationのエンブレムこそ貼られていましたが頑丈めの普通のフォークギターのハードケースでした。

「そうですか。そうですか そうですか そうですか。。。
せっかくの小ぶり楽器なのに無骨でやたらに大きいケース。 重いぞ。

つい最近までまったく思いも付きませんでしたが 今年になって部屋の掃除をしたとき
ふとこの楽器をviper用に作ったケースに入れてみました。

かなり窮屈ですが いちおう入る。
そうですか。 そうですか。 そうですか。 そうですか!」

ラウンドバック用への改造までは絶対しないけど 少しマチを付ければ充分楽に入るぞと。


で ケースは一度壊して少しマチを付けて作り直しました。

マチと貼りなおしたポケットに使った生地は 先日整理棚の目隠しにカーテンを付けたときにサイズ合わせで余った生地です。

カーテンの生地は織がすごく緩いので接着芯で裏打ちしさらにあんこも挟んであります。模様がとても気に入ってしまったので本来要らぬ手間も厭わず臨んでみました。












3.タブレットスタンド


←この写真で板が凹に反っているのが分かるでしょうか。

この反りのせいで木目や表面が綺麗な割に使い道がないまま部屋の肥やしになっていた余り材です。

タブレットを乗せる部分を1カットして貼り付けるだけの工作だったのでリサイクルしてみました。



ただ このタブレットスタンドのリサイクルは反って使い道の無い端材だけではなく
タブレット自体もいまいち使い道が見出せないまま死蔵させていたものの再登板なんです。


少し前のエントリーでnexus7用の工作のことを書きましたが、この死蔵タブレットは実家の引越しのとき 新居のネット環境でUQ WiMAXを契約して そのときおまけで付いてきた Lenovo A1です。

アンドロイドタブレットも 家の中でも便利に使うには外付けのキーボードとかカードリーダーとかの外部機器も使いたいんですが、Lenovo A1はOSが2.3でそういう外部機器にあまり対応できないんですね。
ブラウザもクロームがダメで他にも意外と対応できないアプリも多かったり、カーナビに使うにはGPSの精度か処理速度のせいかで反応が遅かったりと そんなこんなでいまひとつ使いあぐねて肥やし化していました。

ところで最近 家の中でもう一つ置き時計が欲しくなり この死蔵タブレットも時計代わりぐらいにはなるだろうと思って再登板させるにあたり今回の工作となりました。。


時計アプリはアラームクロックFree
電源コードをつないだ状態で画面が消えない状態を設定できるので まさに置時計になります。 また 充電での使用時の表示時間の設定も同時に出来ます。

tri家の設定は 電源コードをつないだ状態で常時表示、充電で1時間表示後消灯にしてあります。

在宅時はたいがいテレビをつけていてtri家のテレビは音声をテレビとは別の(簡単な)アンプで鳴らしています。

このアンプの電源はスイッチを付けたコンセントからとっていてそこでON/OFFしています。今回タブレットのACアダプターもアンプと同じスイッチでON/OFFされるコンセントにつけることにしました。

なので 留守や就寝時はテレビも消すのでその時点で充電モードに切り替わり1時間後に消灯します。(消灯時でもアラームは活きています。)



そして このタブレットはこの定位置からはあまり動かさないので 現在 他のアプリは「クックパッド」、「ラジコ」、「youtube」、「テレビ番組表」、「チューナー」、「メトロノーム」ぐらいを入れてあります。

4.テープ&リボンホルダー
簡単なリボンが必要になったので100均に行ったら リボンの脇にリボンを置くケースがあってそれを真似して作ってみました。

お店にあったのは木の箱の中に2本木の丸棒が渡してあってその上にリボンのロールを並べて置くようになっていました。

セロテープやマスキングテープのように頻繁に使うものだとディスペンサーでないと困りますが
いろいろなものをとりあえず取り出しやすいように並べておくにはこんなものが良いのだと思いました。

材料は 木目や表面が綺麗だったのにねじれや反りが強くて使いあぐねていた端材と昨年カーテンレールを作ったときに切り落とした短いステンレスパイプ。

どちらも肥やしからの再登板です。

パイプ直径ぴったりの穴を開けて(貫通させない)接着剤を入れてギュッと押し込んだだけの簡単工作。

テープ類はいままでお菓子の箱に放り込んでいただけなので 部屋がチョッとお洒落になった気がします。