もう25年ぐらい前かな。。
楽器屋さんで卓上の譜面台を見つけて、それも塩ビで折畳みも出来るすごく簡単なもので、
「なるほど日常の練習のときはこんなので良いんだ」
と思ったのです。
それまで譜面台といえばよくある三脚の折畳みのやつしか知らなかったので
いわゆる「コロンブスの卵」的な新鮮な驚きでした。
ところで普通の折畳みの譜面台は 毎日使うのにいちいち出したり片付けたりするのは
すごく面倒で、でも しかし 出しっぱなしにするとしたら
たいした質量も無いのに狭い部屋の中ではスペースの占有率はすごく高いんですよね。
それに当時使い始めたJAZZやスタンダードの1001とかの重くて分厚い曲集を
乗せるのには華奢ですし 見開いてA3以上の大きな楽譜も乗せ難いしで
家の中で使うには良いことは何も無い感じでした。
そこで前出の塩ビのでは仕方ないので買いませんでしたが
↓こんなのを作って机に乗せて使い続けてきました。この写真の時点で約25年物です。
足を付けて少し高くしてあるのは
床で胡坐かいて練習することもままあることなので卓上でも床でも程よい高さになるようにです。
で もともとアコースティック志向で練習のときまで必ずしもアンプとか使うタイプではなかったので今春までは机の上にこの譜面台を乗せて練習するので全くかまいませんでした。
しかし 今春。自分のギターライフが大きく変わりました。
件のMIDIピックアップをつけたローデンを自分のメインギターにして以来
足元にMIDIプロセッサーを置くので机で練習という感じではなくなりました。
とは言え 家の中では華奢な折畳みのは使いたくなくないので
↑の25年物を以下のように作り直しました。
基本的なアイデアは昨年作った↓カウチテーブルと同じです。
高さは椅子の座奏でちょうど良いぐらいの高さまで無段階に、楽譜面も水平から90度までそれぞれ調節可能です。
基本的に持って歩くものではないので
重くてガッシリした作りで、楽譜に書き入れをしたり
タブレットを乗せたりしても安定感があります。
使わないときも三脚のものほど床面積を取らないので楽譜面を下げておけば 部屋の中でそれほど邪魔にはなりません。
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