昨日提出された内閣不信任案が今日採決されるそうです。
もう数時間後には分かることなのでその行方を占ったりはしません。
しかし どうなんでしょうね。。
このことに時間を大きく割いている報道や、
したり顔で深読み、裏読みをする評論家とか。
今 何かをダメだ、あるいは是と言っているその根拠。
その根拠は是でも否でもどっちの根拠にも使えるじゃないですか。
「プロだから反則をしてでも勝ちにこだわる」、
「プロだから勝負に負けてもクリーンファイトにこだわる」、
プロの生き方としては どっちも正論でしょう。
聞く人によって 是でも否でも
どちらにでも受け取られるような言い方をして
結果がどっちになっても「違っていたじゃないか」と言われたら
「あれはこういう意味で言っていた」と また滔滔と理屈を言い始める。
評論家が評論する議員さん自身も
たぶん議会制民主主義の議会で立法をすることを職業にすることは
議員一人一人の責任についてそれほどシリアスにならずに
済ませられる職業なのじゃないのかな。
税金から給料をもらう仕事って
一所懸命になれば いくらでも一所懸命にできるけど
一所懸命にならないという選択も出来る。
それでは職業ではなく「身分」かもしれない。
まぁ 本人の気持ちはいろいろあるんでしょうけど
どっちに転んでも実は問題の当事者でなく
確実に生活保障、身分保障をされている人たち。
そして彼らの仕事ぶりを無難に論評する人たち。
普段ろくに勉強もしなけりゃ部屋の片付けもしないのに
試験の前になると急に部屋の掃除をせずにいられなくなったバカ学生だった頃。
「部屋の掃除をしてからでないと勉強に集中できない」と言い、
「部屋の掃除をしていたらから勉強の時間が無かった」とも言う。
そんな言い訳ばかりしていた親掛かりだったころの自分を思い出します。