2011-06-30

冷やし空気はじめました(20110630)

今日で今年も半年終わり。
しかし毎日暑いです。

さすがに紙が扱いにくくなってきたので
今日からエアコンを使い始めました。

2011-06-21

肩書きとか(20110619)

日曜の朝、政治討論番組を観ていてふと。

震災の傷跡は大きく、未だ手当てのつかない所も多く。
識者の誰かが 各省庁から人員を出して現地に復興庁を作ったらよいとか言っていました。
(*このエントリーをupした21日には今週中に復興庁が出来ると言っています)

確かにたぶんその通りだと思います。

そして復興庁を作ったら 誰かが復興庁長官になるのでしょう。

普通の会社の「社長」や「専務」、「課長」、「部長」とかの役職と役職名としての肩書き。
役職名はその人の属する組織の中でのその人の権限の範囲を内外の人に表すものだと思うんです。

組織の内外から何を提案しようと思ったとき
提案の内容のレベルで誰が決済権を持っているのかを表す言葉で
少なくとも名誉称号であって欲しくはないのです。

話があちこち行ってしまうけど、
テレビでよく見るコメンテーターで
○○(会社だか財団の名前)の「シニアフェロー」という肩書きの人がいて
いつも この人って どういう立場なのだろう なんて思ってみています。

私が浅学なのは自覚していますが、
その役職名を聞いてその人の立場が分かる人ってどのくらいいるのかな
なんてことが気になってしまって いつもその人のコメントよく聞いていない自分がいます。

言う側はその言い方しかない と思うのでしょうけど
実務的な語彙とか受け取る側が分かることに最大の目的がある言葉は
なるべく平凡な表現をするべきだと思うんです。

で 本題に戻ります。

復興庁長官というポストが出来たとして
彼の権限で決済しなければならないことの多くは
既にある官庁が本来業務を行なう上で持っている権限を制限したうえで
自分のアイデアを通せる権限が無いと実行できないことばかりだと思うんです。

庁の上部組織の各省やその各大臣は
一新設庁の長官に自分たちを超える権限を渡すことが出来るのでしょうか。

阪神や中越の震災のときも言われた「日本版フィーマ」はそれ以上の話にはならないし、
近年創設の消費者庁も前身が 内閣府、厚生労働省、農林水産省、経済産業省、国土交通省などの一部なのだそうですから もともと守備範囲はすごく広いと思うんですが、
正規職員が約200人だそうで、省より下位の庁です。(財務省は本省だけで約1万5千人)
他にも実働組織が無い行政刷新大臣とかの内閣府特命大臣とか。

権限の範囲が不明だったり決まっていなかったり実効性が無かったりなのに
言葉だけ聴いたらさぞかし偉そうに聞こえる役職や役職名が多すぎるように思います。

そういえば民主党。
私も政権交代に大きな期待をしましたし、担った以上は今もがんばって欲しいとも思ってますけど
あの組織も役職名やその権限が分かりにくいんですよね。

「代表」が1人はまぁ良いとして…
「最高顧問」(?なにそれ)が2人。(代表と最高顧問、どっちが偉い?)
さらに「代表代行」が2人いて「副代表」も6人。(どっちが優位?)

「幹事長」と「幹事長代理」が1人づつ…、
そして「副幹事長」が11人いて その他に「筆頭副幹事長」も1人。
その他のポストも「~長」以外に「副~」や「~代行」「筆頭副~」とかがとても多い。
(各役職の人数は2011年6月19日時点のwikiより)
それに役職無しの一兵卒までなにやら沢山権限を持っているみたいだし。

裏で2重構造があったとしても
表の佇まいまでこんなに分かりにくいと
いろんな提案や訴えも窓口にたどり着く前に力尽きてしまいそうです。

子供の頃 都、道、府、県 はどう違うの?
人口とか規模の違い?「北海県」じゃ語呂が悪いから?
質的に同じなら (学校で)覚えなければいけないことは
なるべく少なくしてほしいなぁ と思っていた少年時代でした。 

実は今も良く分かっていないんですけど たとえば知事会とかでは
都知事、道知事、府知事、県知事 の(実質的にはあると思いますが)
権限としての格の違いってあるんでしょうか。
どうも税金が原資になっている組織やその事業内容は
わざと分かりにくいように作っていると思えてなりません。

でも…しかし… こんなネガティブなことを長々と書いているのは
読んでくれた人にも 書いている私自身にも良くないですね。

この震災による原発被害にポジティブな支援をしている
城南信金について友人がとても素敵な記事を書いていたので
↓それを紹介してこのエントリーを終わります。
Photo by YO-RI 「日々雑食」

2011-06-17

スパイスラック(20110616)

スパイスラックを作ってみました。

材料は先日作ったトイレの棚の端切れです。

トイレのものを作った材料の残りで
キッチンのものを作るのも どうかな…

なんて気も若干あったりしますが
床に落としたお菓子や食材でも
結構平気で食べてしまえる大らかな性格です。

そんな経済的な人間に育ててくれた両親に感謝。。


うちの台所はいわゆる調理スペースが狭いんですが
調理によく使う調味料とかはそこに置いているので

スパイスラックもトイレの棚同様に
「いつか作ろう」と思っていたもののひとつです。







ひとまずはこんな風に出来上がりました。

でも このままではチョッとした地震でも
みな手前に落ちてしまいますね。

先日行ったホームセンターで
ちょうど良い大きさの
オシャレなタイルとかプレートとかがあれば
それが柵になるように棚板に貼ろうろ思っています。

2011-06-15

トイレの棚(20110614)

miku-mikuからのリクエストもありましたし
私もずいぶん前から漠然とですが いつか作ろうと思っていたトイレの棚。

昨日作りました。

いつか作ろうと思いながら
何年も実行に移せなかったのは
棚を取り付ける壁側の問題。
ドアと反対側の一面は壁紙の向こうが
マンション躯体のコンクリート壁で
ネジも釘も工作が大変だし、

他の三面の壁紙の向こうは石膏ボードで
こちらはネジも釘も刺さってもあまり効きません。


何を作るにしても 固定の基礎になる部分に良いアイデアがないと先に進めません。

しかし
放っておいたらたぶん「いつか作ろう」はまだ当分続いたんですけど、
先日miku-mikuの記事に登場したホームセンターで雑貨を見たら
私も あそこにあった雑貨を少し並べられるようなスペースが欲しくなり
チョッと本気になって頭をひねってみました。

まず 便器の向こう側とドアの無い側の壁 
二面に棚をつけることにして
部屋の3角に床から板を立てます。

そして 便器の向こうの壁の両角には床から天井までの板を立て
この2枚の板を棚板で突っ張らせて両壁に固定します。

次に棚板の左壁側から少し細めの棚板を便器の手前側の壁に突っ張らせて前後も固定。

棚板は両方とも天板ともう一枚でL字型になるように接着してあります。





立て板の手前の1本は
天井まであると圧迫感がありそうだし
全体の強度を考慮しても
たぶん棚の高さまでで充分なので それでよしとしました。

全て板同士は接着剤で固定して
板を壁に突っ張らせている部分の裏には
高粘着の両面テープが入っています。
突っ張りの感じはかなりギュウギュウなので
全体の強度としてはたぶんこれで問題ないと思います。



そして ここから先の雑貨選びや飾りつけはmiku-mikuに任せます。

2011-06-13

エステサロンのフライア(20110612)

エステサロンのフライアを作りました。

我々イラストレーターも出版や広告用の印刷して使われる絵は画像ファイルで納品するようになり
絵そのものは紙に手で描くとしても
イラスト製作の最終工程はPCで画像ファイル化することが常となりました。




画像ファイル化するアプリケーションは 手描き原画を扱う場合は
要するに写真加工と同じなので
画像処理アプリケーションとして定番のフォトショップを使います。

そして この段階でいくつかの画像を組み合わせたり
フォントを入れることも出来るので
以前はデザイナーさんがやっていたようなことまでイラスト描きが出来るようになりました。

まぁ 出版業界の中でイラストレータ、デザイナー、カメラマン、ライターなど
もちろん人によって得手不得手はあると思いますが
皆PCを使うことが当たり前になってからは それぞれの職域の守備範囲が広がり
昔はそれぞれに違う職域の作業だと思っていた部分までフォローすることが多くなってきました。

今回のフライアはイラストだけでなく全体のデザインまで全て私の手によるものです。
それだけにイラストだけのときとは違う責任の重さも感じているわけですが
結構良いものが出来たんじゃないかな と自画自賛しています。




2011-06-07

ヘアカタログ men's ver.(20110606)

4月のエントリーで書いた「ヘアカタログ」の第2弾、
メンズバージョンを昨日クライアントさんに渡してきました。

これからクライアントさんのチェックがありますので
もしかしたら加筆や修正があるかもしれませんが
ひとまず私の手を離れました。

オーダーは前回の女性版が33カットなのに対し男性版は5カットでした。




今は男性も皆さんお洒落ですけど
その中でさらデザイン性の強い髪形を選ぶ積極的なお洒落さんの人数や、
社会が許容する現実的な髪型のバリエーションは女性ほどでは無いのでしょうね。


そういえば先月 群馬にあるロックハート城という
イギリスの古城を移設したテーマパークに観光に行ってきました。

ロックハート城観光について
miku-mikuが書いてくれた記事。

そこでは「プリンセス体験」という貸衣装を着て
城内や敷地内でお城を背景に写真を撮らせてもらえるサービスがあるんです。

女性用の衣装はサイズもいろいろで全150着から選べるんですが
男性用は5着からで、私にはみな大きめでした(でも 着ましたよ)

メモリー増設(20110607)

出版業界は文科系の職域としては大手から零細まで
電算化(今となっては化石的表現)は導入も普及もかなり早かったと思います。

と言っても 私個人は
「仮に機械で描けても絵は手で描くものだよ」なんて言って
かなり最後までPCの導入を渋っていた一人です。

仕事として使わざるをえなくなったのは
「それでは仕事が無くなってしまうよ」と言う業界内の声が
本格的に心に突き刺さってきた2001年ごろからで、

使ってみれば単に食わず嫌いだっただけで 仕事用にはもとより
今は毎朝のテレビの番組表チェックから始まって
夕方の夕食の献立レシピ検索まで、
台所に置いている一台もとっても便利な 無くてはならない生活家電です。

ところで 私の使うPCのスペックについては
フォトショップとイラストレータが動いてくれれば充分なので
買い換えても常に「3~4年前なら上の下か中の上なのに・・・」ぐらいの機種です。


そして このエントリーの本題。
台所のPCのメモリーを増設しました!

現在の台所PCは7年ぐらい前に買ったもので
1年前まで仕事用に使っていました。
OSはwin2k、CPUはPEN4 2.4Gh、メモリーは256+512。
(非力。。。)

仕事用PCとしてはこれで大丈夫でしたが
昨年OSのwin2Kのサポートが無くなって以来、
その後に販売されたプリンターやスキャナーとかは
win2Kのドライバーがサポートされていないので使えないんですね。

ネット上の地図やクーポン券をサクッとプリントしたりする
普段使いの台所PCがそれでは不便ですし、
ハードとしてもあと4~5年は使いたいので
台所用にしてすぐにOSだけwin7-proにしました。

ところでwin7ってそれ自体で結構メモリーを使っているんですよね。

さすがに悪名高かったvistaほどではないのでしょうけど
vista=win6.0  win7=win6.1 とのことですから
どっちにしてもwin2K用のハードには荷が重いです。

それとXPで結構便利に使っているOS標準の「ムービーメーカー」
win7では無料ですけど任意のダウンロードアプリになって
メモリーが1G以上でないと動かないんですね。

無ければ無いで済ますんですけど
あればとっても便利な「ムービーメーカー」。

晴れて今日から使えるようになりました。
うちの台所PCとしてはこれで完璧!

2011-06-02

無難に。(20110602)

昨日提出された内閣不信任案が今日採決されるそうです。
もう数時間後には分かることなのでその行方を占ったりはしません。

しかし どうなんでしょうね。。

このことに時間を大きく割いている報道や、
したり顔で深読み、裏読みをする評論家とか。

今 何かをダメだ、あるいは是と言っているその根拠。

その根拠は是でも否でもどっちの根拠にも使えるじゃないですか。

「プロだから反則をしてでも勝ちにこだわる」、
「プロだから勝負に負けてもクリーンファイトにこだわる」、
プロの生き方としては どっちも正論でしょう。

聞く人によって 是でも否でも 
どちらにでも受け取られるような言い方をして
結果がどっちになっても「違っていたじゃないか」と言われたら
「あれはこういう意味で言っていた」と また滔滔と理屈を言い始める。

評論家が評論する議員さん自身も 
たぶん議会制民主主義の議会で立法をすることを職業にすることは
議員一人一人の責任についてそれほどシリアスにならずに
済ませられる職業なのじゃないのかな。

税金から給料をもらう仕事って
一所懸命になれば いくらでも一所懸命にできるけど
一所懸命にならないという選択も出来る。
それでは職業ではなく「身分」かもしれない。

まぁ 本人の気持ちはいろいろあるんでしょうけど
どっちに転んでも実は問題の当事者でなく
確実に生活保障、身分保障をされている人たち。
そして彼らの仕事ぶりを無難に論評する人たち。

普段ろくに勉強もしなけりゃ部屋の片付けもしないのに
試験の前になると急に部屋の掃除をせずにいられなくなったバカ学生だった頃。

「部屋の掃除をしてからでないと勉強に集中できない」と言い、
「部屋の掃除をしていたらから勉強の時間が無かった」とも言う。
そんな言い訳ばかりしていた親掛かりだったころの自分を思い出します。