2013-11-25

行事用看板(20131123)

エントリーの題名には「行事用看板」と書きましたが
本当はこういうのは何と言うのでしょう。

何かの会のときホールや体育館の舞台の上のほうに「○○の会」とか書いてあるパネル。

布で出来ていれば垂れ幕とか横断幕で良いのだと思いますが
パネルのときは何て言うのでしょうね?

・・・と そういう呼称の深追いは守備範囲ではないのでとにかく実作についてのお話です。


とある福祉系の施設からそちらのいわゆる文化祭で舞台の上から吊るすそういうパネルが欲しいとのお題をいただいたので作ってみました。

絶対にその大きさでないといけないわけではありませんでしたが
今まで使っていたものが タテ68cm 横2m だったのでその大きさにしました。

趣旨や目的に鑑みてあまり高価なものにしてはいけないと思いましたが
このサイズで作るとなると 手持ちの端布や端材の再利用とはいかず
これ用に買う材料の実費だけでもある程度かかるのはいかんともなりません。

ならば 今回しか使えないものではなく 翌年後の同じ会や他の行事でも使えるものにすれば
使った回数で割って程良い金額の物 ということになるでしょう ということにしました。

↓公演中の図(昨日が本番 看板もデビューの日)













看板の中の文字は書道の達者な職員の方によるものです。
私はいわゆる額縁部分だけ作って 中の文字を書ける紙や板が取り替えられるようになっています。

以下は文字を書き入れる前の近影です。

天井にヒートンをつけて そこから吊るす使い方が最も多くなるので とにかく軽量に。

計るのを忘れましたが全部で3kgぐらいだと思います。

垂れ幕のベロアが意外と軽かったので助かりました。

また 幕は両側に紐をつけてそれ引くと開くようにしようかなと思いましたが 
単にカーテン用のクリップで留めるだけにしました。

とにかく軽量な分華奢でもあるので 仕掛けはまず壊れやすい。
それと クリップだけにすることでカーテンの開き方を簡単に変えられるので
絵とか書とかいろいろな平面作品の展示用の額にも使えるでしょうし
文字を書く部分の板を外すと 素通しになるので紙芝居や人形劇の舞台にもしてもらえたら とも思いました。












2013-11-16

仕分けBOX(20131115)

↓こんな仕分けBOXを作ってみました。

こんなものを作ろうと思って かれこれ23年。
やっと実作の運びとなりました。
かなり熟成された「いつかそのうち」の一品です。

構想23年 とハッキリ言えるのは
フリーになって確定申告を自分でやるようになった年数だからです。

まぁ 申告書を作るとき用に と ずっと思っていて。

しかし 毎年 申告書を作る時期にだけそんなことを思い立ち 
時期が過ぎると「まぁいいや」。 そんなこんなで23年。

で なんでまた23年目にして作り始めたかと言うと
なんだか最近 自己管理がぜんぜん出来なくなってきていて
先月なんかは自動車保険の更新をうっかりして2日間も無保険で運転してしまったりして。。

保険の件は 気が付いた瞬間 腰が抜けてしまいました。
それでそういうことがあまり酷いことにならないうちに 何かしないとと思ったわけです。

仕切りを上下2段にしているのは上段に請求書や保険の満期のお知らせなどを支払い月で置くようにします。
(もし22年目で作っていたとしたら この上段は作っていなかったのだ)

いちおうザザッと今年分を入れてみましたの図↓。
上段の高さは 公共料金の請求書とかにありがちなA4の長辺の1/3ぐらい と+ 1.5cm。

下段は 普通のレシートだけならもっと低くて良いんですけど ネットとかの買い物でA4プリントの納品書や領収書も少なくないのでA4長辺の1/2と+ 1.5cm。

ささくれ立つといけないのでクリアーの塗装をしてあります。

中央の仕切り板が長いのは たぶん いつかそのうち上に物が置けるように 上板をつけたくなる日が来るような気がして支えになるように長くしてみました。
今回上板を付けなかったのは 仕切り板のヒダヒダがかっこ良さ気に見えたので単に見た目優先ということです。


ところで ↓このあたりに私のもう一つの深刻な問題が表れています。

背板と底板の長さが足りなくて
継ぎ足してあります。

板の元の長さは充分だったんですけど一マス分短く切ってしまったわけです。







植木算が出来ない。。。

植木算公式(wikiより)
  • 一直線上に立っていて、両端にもある場合:木の本数=木の間の数+1
  • 一直線上に立っていて、両端にない場合:木の本数=木の間の数-1
  • 円などのまわりに立っている場合:木の本数=間の数

いつも慎重に考えるようにしていれば身に付いていないとしても良いのでしょうけど
ボサッといていると いつも一マス分間違えてしまう 植木算。

分数が出来ないよりもっと重症ですよね。





2013-11-12

リサイクルモニターアンプ(20131103)

つい最近↓こんなギターやキーボードなど楽器のモニター用の小型アンプが発売されました。
ブリーフケースよりチョッと小さいぐらいの大きさで40wの出力で楽器とはbluetoothで接続ですって。

凄いですね。

このサイズで40wもあると 私が外形や出力の大きさじゃないよ スピーカーの数と向きが問題なんだよ と言ってみたところで 本体が軽くて小さいうえに無線なので 高い位置に置き建物なりに角度を工夫して壁に向けて音を反射させたりすると 私が望む程度の音場なんて簡単に実現できそうな気がします。

こんなのが手に入る時代に楽器ライフをスタートさせたかったなんて真剣に思います。

http://www.ikmultimedia.com/products/iloud/

ところで iloud と言う名前からも察せられるとおりbluetoothの送り側はiphoneかipadで エフェクトなどもiアプリを使うんだそうです。

特に何か思うところがある訳ではないですが 成り行きでwindowsユーザーになり そのままなんとなくで携帯もandroidを使っています。
なのでさしあたってはそういうについてはあまり大舵は切れませんから とりあえずこの機械については静観の構えです。 けど・・・しばらくは物欲の片隅で気になり続けるような気もします。


そして話はとても昭和でやや哀しめな方向です。

エフェクターや録音にも興味を持ち始めた20歳前後ぐらいの頃。
本物のギターアンプなんて買えなかったし置き場すらなかったしで 家ではオーディオやラジカセのauxやmic入力に繋いで音を出していました。

でも ラジカセは音が割れるし オーディオはチャンと良い音が出るけど 当時のオーディオって入力端子が全部機械の裏側だったり マイク入力はカセットデッキにしかなかったので あちこちスイッチを入れないといけなかったり、家具的に大きいのでポータビリティはゼロだしで 本当にチョッとだけ使いたいときなどはえらく面倒だったわけです。

しかし それでも何かに一所懸命になっている姿は人の心を動かすんでしょうね。
そんな私を不憫に思った友人が エレキギターの入門セットについていた小さなギターアンプをくれました。

質的にどうこうなものではないけど 手軽さは100倍!けっこう長いこと役に立ってくれて
その後 家のオーディオ兼手軽に持ち運べる大きさのスピーカーとしてbose101を使うようになってからは 手軽に持ち運ぶ時のアンプとして101にそのギターアンプの基盤だけガムテープで貼りつけて使っていました。

質的に優れたものを使うことが大切なのは言うまでもないですが、使い勝手がとても手軽な機動性の良いものを併せて持つことも大切だと思っています。

更にその後私が101から離れた以降は貼り付けていた基盤は長らく机の中に死蔵。

しばらくお手軽アンプが無い時期がありましたが やはり不便で近所のリサイクルショップにあった どこのものとも分からない←このアンプを購入。狭いお部屋でも邪魔にならない薄さが魅力で980円也。

音質に文句を言ってもしょうがないものですが とりあえずのチョコッと使いには超便利。

しかし さすが980円。一年ぐらいで昇天。


でもね。
わたし的にはこのケースの薄さはチョッと捨てがたくて オリジナルの基盤を外してれいの死蔵の基盤を入れてみました。

ノブ類の並びは違うけど 穴の配置はぴったり!
まさにこの復活の日を待っていたかのような設計。素敵です。




正面は綺麗に取り付けられたので 裏蓋をしようと思ったら 基盤がはみ出てしまって 仕方ないので↑こんなキカイダー状態に。

この状態で使い続けること8年。

しかし先日 アクリルのキカイダー部分が割れてしまったり いつかそのうちと思っていた使い勝手の不満もあったので チョッと作りなおしてみました。

完成の図↓。


購入時のオリジナルには上面に持ち手がありましたがチューナーとかエフェクターとかチョコッと物を置きたくなることが多いので外してしまっていました。

その分持ちにくいので先日椅子アンプを作ったとき分解したモバイルキューブのストラップを側面から付けてみました。

裏ははみ出た基盤が隠れる分の厚みの蓋にしました。


また すでに前回にもそうしたように エフェクターや他の機械の電源用にコンセントを付けました。そういう機械ってほとんどACアダプターなので アダプターを置けるポケットがあると便利です。

これで 上面に乗っかる程度のエフェクター類でしたら全部結線したままでもACアダプターを引きずらずにアンプ本体のストラップだけで運べるようになりました。
ここが意外と不便を感じていた部分だったので とっても満足。
また この部分。
携帯やPCからの音を出したいとき。
ステレオミニプラグ → RCAピンのコードを使いますが
こういうギターアンプって基本モノラルじゃないですか。

元の音源は大概ステレオなので左右混ざるように結線した入力端子になっています。

端子はミニプラグ → ミニプラグもアリですけど
接触不良を起こしやすいので ミニプラグは好きでないのです。

そういえば この3連の端子。AVセンターを作ったとき分解したAVセレクターから取っておいた物です。モバイルキューブのストラップといいどんだけリサイクルだよ。

コードが刺さっている端子は 基盤の出力とスピーカーの間にあって 101のような良いスピーカーがあれば そちらに差し替えられるようにしました。(チョッと往生際が悪いかな。。)


フックはコード類が散在してしまわないようにとか ACアダプタのコードがブラブラしてしまわないようにです。




いまどきは高出力のMP3用のモバイルスピーカーとか そういうものがいくらでもある時代なのに なにやっているんでしょね私は。。。