2013-08-26

吾野宿まつりとハックルベリージャム(20130824)

ソウマヒカリさんが演奏をされるとのことで吾野宿へ行ってきました。

当日は 宿場町として高麗川沿いの道両側に続く屋敷群、吾野宿のお祭りで、演奏はその中の一軒 明治期に、東京から江戸期の長屋門を移築したと言われる歴史ある古民家『独楽の館』の中庭でおこなわれました。

家からだと顔振峠を越える山道も通りながら車で一時間超ぐらいで着くところで、 高麗川を挟んで北側、吾野宿の反対側の国道までは何度か通っていましたが川を越えた吾野宿は初めてでした。

ここから普通に東京まで通勤・通学されている方も少なくないでしょうからあまり旅行気分で珍しがるのも大変失礼な話になりますが 昭和やもっと以前の風情も残した町並みで この日はお祭りでしたから本当の日常とはチョッと違う雰囲気になっていたとも思いますが それを差し引いても改めて普通の日常を味わいに行きたい街だと思いました。


会場は↑こちらで奥の神社のお堂のような建物の軒下をステージにしていました。
「お堂のような」と言うのは お堂ではなくて絹問屋だったこの屋敷の商談をするための別棟だったのだそうです。同業の商人が始終出入りするところですから ここでの商談というのはシリアスな駆け引きだったのでしょうね。

私はお堂の前 中庭の椅子や現在はギャラリーになっている建物2階の窓辺で演奏を聴いていました。

サンプラーを駆使したハイテク演奏なんですけど この場所、背景にとても似合う素朴でたおやかな響きの音楽。とても素敵でした。

ところでいろいろ出店のあったなか 独楽の館の前には地元名産のハックルベリーが売られていました。

ハックルベリーは私は全然知らない果物でしたがブルーベリーに似た実で いろいろな栄養価がブルーベリーの4~5倍とのことが書かれていました。

目が辛いことの多くなったお年頃なので興味を持ちましたが生食は出来ないそうなので小さい包みで300g300円のほうを買ってみました。
(実際 生で食べたら ハッキリ言って美味しくなかった)

そんな訳でお店の人が薦めていたようにジャムを作ってみました。


砂糖と実のバランスが大事だそうで いつもは目分量の私ですが計りながらやってみました。

一袋全部 ヘタを外して実だけを計ったらジャスト300g! 
なんという正直商売。すばらし過ぎる!




お店では煮るとき水は要らないと言っていましたが 灰汁が出そうな気がして 灰汁取りのために少し水を入れて煮ました。

そのためか ジャムとしては少し緩くなってしまいましたがヨーグルトとかのソースにはちょうど良さそうです。

味はブルーベリーのような酸味はほとんど無くて主に砂糖の甘みのみかな。(砂糖をお店で言われたより若干少なくして蜂蜜を入れたりしましたが)
家人さん曰く 香りはサツマイモのようとか。(ネットのレシピでもそんな感想を見ました)

見た目がまるでブルーベリーなので チョッと意外な味ですが
これはこれとしての美味しさがありますから健康食として しばらく楽しんでみます。




2013-08-23

壁掛け棚(20130823)

もう2ヶ月経ってしまったかな。。
友達から素敵なお皿のセットをもらったのに台所周辺の棚や戸棚に置く場所が無くて箱に入れたまま別の部屋に置きっぱなしになっています。

先週末に目黒で買ってきたお鍋もいまひとつ置き場所が定まっていません。

その場しのぎで買った100均食器とか 何年かの間に仲間を失って揃わなくなったコップやお皿達もかなり煩い状態になってきました。
そろそろ台所周辺の断捨離を慣行しないといけません。

が しかし、
その前に収納のスペースと仕方にも再考の余地がかなりあるような気もします。

そんな訳で台所周辺整理整頓計画の第一段として
戸棚の中で無駄な空間を沢山作っていたコップ類を収納できるように
壁掛け棚を作りなおしてみました。



2~3年前に付けた額とかを下げるベースになる垂木(?)2本。
(←の写真で十字に渡した白っぽい木)

こういうベースになる部分があるとあまり壁にネジや鋲を刺さなくても良いので単純ではありますが 我ながら便利な工作でした。


今回これの発展系で横棒に釣り下がる形の収納部分を付けてみました。

各セルの大きさは戸棚の中では無駄なスペースを残してしまっていた 高さがまちまちのコップの高さに合わせてみました。
出来上がりは こんな感じ。

地震対策としては紐を渡したり吸着マットを敷いたりします。



↓別角度から。


2013-08-19

カウチテーブル(20130819)

家にいるとき自分の定位置になってしまうカウチソファー。
ここでテレビを見たりしているので コーヒーカップ+ポテチの袋が置ける程度の小さなテーブルが欲しかったんです。


でも ソファーの前のスペースがすごく狭くて隣の部屋への導線にもなっているので置きっ放しになる物は何も置きたくないのも悲しい現実。

お茶入りのカップはそれなりの重さがありますからそういうのを乗せても大丈夫な既製品って(当たり前ですけど)テーブル面が小さくても安定感のために脚の占有面はけっこうあるんですね。
それだとたぶん邪魔になってしまいそうです。


結局買えず作れずのままが長く続いたお題でしたが、先日庭の植木台を作ったときに目に入った使っていないレンガ風のブロック。
これで一つ閃いたので作り始めてみました。





要するに物を安定して立たせるためには何本脚であれ 下面の占有面を大きくするか重心を低い位置で重くすれば良いのだと思います。今回は狭い場所の置物なので台座を重くすることにしました。庭で見たブロックがサイズ・重さ的にもちょうど良さそうに思えたからです。

←これが完成品で 台座の中にブロックが入っています。

ブロック直にでは木の脚が上手く接着できなさそうですし なにより普段通る所に置くものなので足の小指の安全のためにも ブロックは接着剤を塗って木で完全に包んだ状態にしました。


着手当初の漠然としたイメージの中では「テーブル面の高さが変えられて」「使っていないときはテーブル面をたためるようにしたい」と考えていました。

やはり男子と言うものは「変形」が大好きなのであります。

しかし・・・
「複数箇所の変形」とガラスや瀬戸物のカップを安心して置ける「強度」を両立させられるアイデアがなかなか思いつかず逡巡。。。

ちなみに、基本的に「変形」と「強度」とは両立しがたいと思っているので 無駄な変形をする戦闘用ロボットが出てくるアニメや映画は好きでないのであります。
そういえば最近の「ナイトライダー」も全然違う車種に変形できちゃたりしていて… それじゃ魔法だよ。。。



いろいろ迷ったまま作っていたせいか 工程の見通しが悪くて結局「変形」は一つしか入れられず 「高さ変形」でいちおうの完成としました。
がしかし・・・

一日実際に使ってみると 高さを変えなければならない場面はそんなに無さそうだし、それ以上に使っていないときのテーブル面のせり出しが邪魔です。


しばらくは弄らないつもりでいましたが
蹴飛ばして壊してからでは遅いので 早速作り変えることにしました。






ゼロからチャンと考えたら他にもっと手間の無い仕掛けが作れた気もしますが 作ってしまった部分をあまり壊さずにと思ってやったらこんな感じになりました。

ネジの向こう側は手で締め緩めが出来るように蝶ナットのネジになっています。

ネジを緩めてテーブル面を少し持ち上げると前に倒せるようになっています。

脚の間の斜めに付けた木は、上は倒れるテーブル面のストッパーとして機能させていますが、下の木はいわゆる「飾り」です。

普段こういう斜めに何かを付けるような「飾り」的なことには気が向かないのですが 今回はなんだかそんな気分になりました。
何かそこはかとない心境の変化があったのかなぁ。。。


 

そして 完成。

ちなみにテーブル面は既製品で、ずいぶん前にこんなお盆があったら便利だと思って買ったんですが 意外に全然使わなくて死蔵させていました。
復活させられて良かったx2。


2013-08-12

植木鉢台(20130809)

昨年10月に作った雨水タンク

これが置いてある壁面は
家全体からすると建物の角部分ではあるのですが 
同面ですぐ隣にある勝手口より50cmぐらい引っ込んでいるので 空いた植木鉢やホウキ&チリトリ、脚立や熊手などなど・・・
庭の小物たちもだんだんこのあたりに集まってきて最近はチョッと見苦しい状態になっていました。

特に この写真のすぐ左隣に庭の水道があって その下の地面に散水用のシャワーヘッドを付けたホースが雑然と置きっ放しにしている状態。これが殊更に見栄えが悪くてしかたありませんでした。

たぶんホース以外の物だけだったら見過ごせたと思うんですが このホースがどうしても気になっていて・・・

今回一つアイデアが閃いたので植木鉢などの整理台も兼ねて一つ作ってみました。

ここ数日間での庭先での工作だったので 暑かったのなんの。。。

工程の写真はおろか完成時点の写真も撮り忘れていて 設置後に撮った写真のみです。

ホースを引っ掛けている部分は 台の裏最上段の板に水道のすぐ脇まで届く長いものを使いフックにするくぼみを付けてみました。
フックの先端部分は放っておけば必ず割れてしまうので下から穴を開けて樹脂と長いネジを入れてあります。

    

台の中段は台の奥行きの幅の板を(6枚)渡してあるだけなので
ホウキとかの多少長いものもフレキシブルに収納OK!・・・のつもりです。




2013-08-06

椅子アンプ用キャリングバッグ(20130806)

 6月に作った椅子アンプ

その後 二回実践で使う機会がありました。
自画自賛は恥ずかしいですが
音色、使い勝手、携帯性のどれも良好で
自分のギターライフがずいぶんと快適になりました。


今後は機会ある毎にたぶんこのアンプを持ち歩くことになると思いますので 更なる快適性を目指して専用キャリングバッグを作ってみました。



素材はしっかりめの帆布で裏地との間には緩衝材のつもりでフリースも挟んであります。

着脱は両脇のファスナーを開いて上から被せて前身ごろ、後ろ身ごろそれぞれに付けたベルトをアンプの下に渡してファスナーを閉じます。
これでストラップからファスナーを通して下面へとベルトが輪状になるので それなりの重さがあっても安心して肩にかけられます。

 

前面のポケットの中にはいちおう仕切りを付けた小ポケットが4つ。
絶対に必要な最少の小物はギター→アンプ用のシールドとアンプ→コントローラー用のD-subケーブルの2本、あとは替えの弦とか爪ヤスリぐらいなのでなのでここはこれで充分。

嵩のあるコントローラーやACアダプターや電池パックはアンプ本体の口の部分に入れています。