2013-08-19

カウチテーブル(20130819)

家にいるとき自分の定位置になってしまうカウチソファー。
ここでテレビを見たりしているので コーヒーカップ+ポテチの袋が置ける程度の小さなテーブルが欲しかったんです。


でも ソファーの前のスペースがすごく狭くて隣の部屋への導線にもなっているので置きっ放しになる物は何も置きたくないのも悲しい現実。

お茶入りのカップはそれなりの重さがありますからそういうのを乗せても大丈夫な既製品って(当たり前ですけど)テーブル面が小さくても安定感のために脚の占有面はけっこうあるんですね。
それだとたぶん邪魔になってしまいそうです。


結局買えず作れずのままが長く続いたお題でしたが、先日庭の植木台を作ったときに目に入った使っていないレンガ風のブロック。
これで一つ閃いたので作り始めてみました。





要するに物を安定して立たせるためには何本脚であれ 下面の占有面を大きくするか重心を低い位置で重くすれば良いのだと思います。今回は狭い場所の置物なので台座を重くすることにしました。庭で見たブロックがサイズ・重さ的にもちょうど良さそうに思えたからです。

←これが完成品で 台座の中にブロックが入っています。

ブロック直にでは木の脚が上手く接着できなさそうですし なにより普段通る所に置くものなので足の小指の安全のためにも ブロックは接着剤を塗って木で完全に包んだ状態にしました。


着手当初の漠然としたイメージの中では「テーブル面の高さが変えられて」「使っていないときはテーブル面をたためるようにしたい」と考えていました。

やはり男子と言うものは「変形」が大好きなのであります。

しかし・・・
「複数箇所の変形」とガラスや瀬戸物のカップを安心して置ける「強度」を両立させられるアイデアがなかなか思いつかず逡巡。。。

ちなみに、基本的に「変形」と「強度」とは両立しがたいと思っているので 無駄な変形をする戦闘用ロボットが出てくるアニメや映画は好きでないのであります。
そういえば最近の「ナイトライダー」も全然違う車種に変形できちゃたりしていて… それじゃ魔法だよ。。。



いろいろ迷ったまま作っていたせいか 工程の見通しが悪くて結局「変形」は一つしか入れられず 「高さ変形」でいちおうの完成としました。
がしかし・・・

一日実際に使ってみると 高さを変えなければならない場面はそんなに無さそうだし、それ以上に使っていないときのテーブル面のせり出しが邪魔です。


しばらくは弄らないつもりでいましたが
蹴飛ばして壊してからでは遅いので 早速作り変えることにしました。






ゼロからチャンと考えたら他にもっと手間の無い仕掛けが作れた気もしますが 作ってしまった部分をあまり壊さずにと思ってやったらこんな感じになりました。

ネジの向こう側は手で締め緩めが出来るように蝶ナットのネジになっています。

ネジを緩めてテーブル面を少し持ち上げると前に倒せるようになっています。

脚の間の斜めに付けた木は、上は倒れるテーブル面のストッパーとして機能させていますが、下の木はいわゆる「飾り」です。

普段こういう斜めに何かを付けるような「飾り」的なことには気が向かないのですが 今回はなんだかそんな気分になりました。
何かそこはかとない心境の変化があったのかなぁ。。。


 

そして 完成。

ちなみにテーブル面は既製品で、ずいぶん前にこんなお盆があったら便利だと思って買ったんですが 意外に全然使わなくて死蔵させていました。
復活させられて良かったx2。


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