2013-10-25

マイクケース(20131025)

録音やヴォーカル用のマイク。

自分のギターの音をライブや録音でどうやったら上手く拾えるかな
なんてことを結構真剣に考えていた時期に買ったものです。

今は「録音」であればPCでの後処理で綺麗にすれば良いと思っていますし、
それ以上のことを求めたり求められたりする機会なんてありませんが
もしそういう機会があったとしたら それはもっと詳しい人に任せれば良いと思っています。

また ライブであれば それで充分とかその音が一番好きと言うわけじゃありませんが
現実的な選択としてギターについているピックアップの音+エフェクターで良いと思っています。

なので私の持っているマイクたちを自分用に使うことはほぼ皆無なんですけど
最近イベント事のお手伝いで外に持ち歩く機会がなんとなく多くなりました。


つい最近まであまり外で使う機会が無かったので購入時の箱も取ってあって
最初の頃はケーブルも綺麗に巻いてその箱で持ち歩きましたが
だんだんルーズになって今はケーブルもろとも肉厚生地の袋にドサッと入れていただけです。


でもね やっぱり道具は大切にしないといけません。

綺麗に保管できないと次に使うときモタモタしてしまいますし 断線や接触不良とかのコンディションにも自信が持てなくなってしまいます。

そろそろ年末に向かって持ち歩く機会が増えてきましたのでケースと言うか袋と言うか・・・
とにかくそう言う物を作ってみました。

マイクを入れる箱の外周を糸巻き状にしてケーブルを巻くようになっています。
マイクにウレタンとクロスを乗せてベルトで閉じます。
ちゃんとした蓋も作ろうかと思ったんですが面倒と言うか使いにくい物になってしまいそうなので止めました。
 マイクを置くところは型で収まるようになっています。


お弁当箱の袋みたいですけど まぁこれで良いかなと。



























全体的に黒っぽいので形がチョと分かりにくいかも知れません。↓色を塗る前のプロセスの写真です。
 

 




2013-10-15

トイピアノ用テーブル(20131012)

トイピアノ演奏家の畑秦枝さんからのお題で
背の低いトイピアノの演奏のときに使う楽器を乗せるテーブルを作りました。

・テーブル面が約60cm四方、高さが約40cm。
・曲目によりいくつかのトイピアノを弾き分けるので
公演中のステージで移動できるようにキャスターが付いていること。
・会場への運搬がしやすいように脚が折れ 且つ組み立てやすいこと。
・楽器を一台だけ乗せる場合と二台乗せる場合があるので
テーブル面が半分の大きさ(30x60)に出来ること。

以上がお預かりしたお題の条件で それ以外に自分の初見としても 
・10kg程度の重さの楽器を乗せて演奏できる強度があり
・ステージ上の演出としての見栄えをもったテーブル
と考え クリエーター心をくすぐられ面白そうに思ってお引き受けしました。

先ずは完成しました の図
サイズとキャスターについてはこの写真で見ての通りです。


■第1変形!
1台乗せ状態
(試しに重さが同じぐらいなので
ミシンを乗せてみました。)
■第2変形!
2台乗せ状態

完成時に横から撮っていなかったので仮組みのときの横から写真。

パーツは↓こんな感じで8パーツ。(色を塗っているとき)


←ちなみに色を塗る前はこんな材木。






■収納変形!
↓脚がたためる仕掛けはこんな感じ。














しかし たためるここと 組み立てのし易さ、そして組み立て後の強度、
この三者を共存させるのはなかなか難しい課題です。
先ずは1台乗せの場合の強度の確保は←このようにしました。















2台乗せの強度確保は先ず←このようにしました。

それと 上の塗装前の写真で
2枚の天板のつなぎ目が写っていますが
2台目側の天板の裏につけたアテ木が1台目側の脚の付け根を固定するようになるので
そのことでも全体の左右の揺れを抑えています。


自分が使うもののときもそうですが
既製品や量産品で同じことが出来るものがあるときは そういうものを使ったほうが強度とか仕上げとかに安心感があるので(私自身もそのほうが良いと思ってしまって)なかなか製作のモチベーションが上がりません。

しかし こういう特定の目的に特化したものを考えると言うのはとっても面白いのであります。
今回 製作の機会を与えてくださった畑さん。ありがとうございました。

このエントリーを書いている間に 畑さんからこの件でブログに記事を書きましたとのメッセージが届きました。
↓こちらも併せてご覧ください。
http://ameblo.jp/ototabisha/entry-11638128456.html


2013-10-02

食器整理器(皿用)20131002

少し前に台所周辺整理整頓計画の第一段としてグラス類を飾る感じで収納できる壁掛けの棚を作りました。

今回は台所周辺整理整頓計画第二段として20cm前後の(tri家的には)大き目の皿類の整理器を作ってみました。

お皿全般にそうですが、特に大き目のものは収納時に無駄なスペースを作ってしまったり 重ねて置いて「取り出しにくく且つ片付けしにくい状態」にしてしまいがちです。

いちおう今までも←こんな書類スタンドやブックエンドで立てて置くようにしていたんですが
これ自体が軽いので瀬戸物のお皿を入れるとズルズルと全体が倒れてきたり、幅や奥行きが合わないのでお皿が手前に転がってきたり、とどうもスッキリ収納できていませんでした。


私の工作もアイデアとしては書類スタンドと同じなんですが
食器庫に入るように全体の大きさを決め、区分け板間の幅も手持ちのお皿がだいたいちょうど良い感じにしたり転がり停めをつけたりしました。

先ずは工作中の図です。












いちおうチョッとお皿を入れてみたの図












全体を食器庫に収めてみたの図
転がり止めの無いところはフレキシブルユーズと言うか どのお皿を入れるか決めなかった部分です。








そういえば この食器庫は もう20年ぐらい前にオーディオとレコード用のラックとして作ったものでした。
なので幅は当時の大きめのコンポの幅で この部分にはレコードプレーヤーが入っていって高さはプレーヤーの蓋が開く高さでした。

棚はこの下に4段あってすぐ下の段にはカセットデッキとイコライザー、しかし今では調味料。
(ある意味調味料ってイコライザー (q゚∀゚;;;

その下はオーディオ用の小物を入れる背の低い1段で今では段ボールの引き出しを入れて玉ねぎやジャガイモが入っています。

さらにその下2段には昔はLPレコードが入れていましたが今では乾物の食材や調理道具が置いてあります。

趣味は生活には勝てないのですねぇ。。。

って まぁ 時代と共にオーディオはそのサイズである必要がなくなりましたが 食器の大きさは原始人の時代から変わらない って事にしておきましょう。