2011-10-25

保育園リーフレット(20111024)

2つ前のエントリーで書いた保育園のウェブサイトの製作に続き
同園の紙のリーフレットのデザインが終わりました。 

広げると横はA3よりチョッと大きめ、
縦はA3より少し小さめで、
4つに折って少し大きめの定形郵便封筒にちょうど良い大きさになっています。

右の写真では 左側が紙の長辺中央の折で右側は長辺4分の1を内側に折り込む様になっています。
そして 雲型に切り取られた中央の折の上のほうから
右側で内側に織り込まれた上端の絵が顔を出すようになっています。
(顔を出している絵は園のキャラクターでこれは私の絵ではありません。)


中央の一折り目を開くと一面の飛行機の後ろ半分と
右側から新しい飛行機が登場し、
保育目標など園の先ずお知らせしたいことを目に入るようにしました。


次に。

このリーフレットを手にした人が右頁から開いてくれるかどうかは分かりませんが・・・
新しい飛行機が前の飛行機に追いつきてきます。



次に 全開すると前の飛行機は画面上のほうへ移動して
 新しく年間行事を配置した気球が登場します。










と・・・
いわゆる「落ち」がある話にはなっていないんですが
このリーフレットを手にした保護者の方が
頁をめくる絵本のように子供に語りかけるときの小道具に使ってほしいな という思いで考えてみました。

そして 当然私が思った順番で頁を開くとは限らないので
念のために飛行機は→こんな風にもつながるようになっています。
(この部分は背景が上手くつなげられなかった。。。反省)


そしてそして、
地図や要綱的な硬い部分は裏面にあります。

ちなみに印刷は木曜日で色校の立会いも行ってきます。
このエントリーの写真は自宅のプリンターで刷ったものです。


2011-10-13

オカリナケース(20111013)

まだ完成していませんがそろそろゴールが見えてきたので記事にしてみました。
仕事ではないので日々の気分転換でボチボチ作り続けています。
最初に材木を買ってきたのは7月ごろだったかな。。
しばらく放ったらかしで ↓この状態になったのが8月中ごろです。










ちゃんとした工具や作業スペースが無いので刳り貫き作業は大仕事です。
分厚い板に必要な深さでトリマーをかけられるような設備があれば
こういう手間はいらないんですけどねぇ。。

次に刳り貫いた枠板それぞれに
天板と底板を接着し、大雑把に切り出します。











自分が切ったところは直線や垂直に自信が無いので
最後に蝶番をつける直線部分は板のもともとの切り出し部分を使います。

天板と底板を貼った後でもズレが分かるように
その直線部分を下に置いて刳り貫いたときの穴の内径を合わせ
蝶番をつける辺りに軽く印を付けてあります。











↓そして両側を合わせて外径を削ります。










綺麗に削ったらラッカーを吹着付け、乾燥したらまたヤスリをかけ滑らかにします。
このラッカーとヤスリかけを何度か繰り返し
↓こんな状態になります。





ラッカーをかける前行程のヤスリかけが
少し雑だったのか
今ひとつ手作り感が強く残ってしまった気がします。

でも いまさらそこまで前の行程には戻れないし…。

つや消しのサテン仕上げみたいにすれば
少しはましになるのかな なんて逡巡したりしています。


いずれにしても 内張りや金具を準備するまでしばらくかかるので
気分が乗ったらもう一手間かけてみましょう。

2011-10-05

ホームページ作成(20111001)

昨年の園章のデザイン以来お付き合いをいただいている保育園より
10月1日からの公開予定でホームページの作成依頼をいただきました。

もともとは来年度の園の紙のパンフレットの依頼をお引き受けしたもので
そちらも今月中には完成させる予定ですが、
現行(9月末まで)の園のホームページも
今回作る紙のパンフレットとデザインを合わせたいとのことで
私がお引き受けすることになりました。

私は会社形式でイラストやデザインを受注しているわけではないので いわゆる業務の定款みたいなものはありません。
自分の出来ることでビジネスレベルの質が出せるものは何でも作りますというスタンスです。

しかし もし定款があるとしたら「ウェブサイトの製作」は「イラスト製作」…のはるか後方、
一番最後に一番小さなフォントでこっそり載せるぐらいの力量です。
(逆に言えばその程度の自信ならある と言うことでもありますが…)

私のウェブページの作り方はDreamweaver等のweb製作ソフトを使わずにひたすらタグの手書き製作ですし、
一人で作っているといろいろなPC環境、通信環境、携帯電話の端末環境での動作確認が出来ないのもネックです。

なのでそんな私が仕事でお受けするのはなんだか申し訳ないなぁ 
と言う気も若干あったりしましたが
紙とデザインを合わせるためには
私がお引き受けするのがベストなのかもしれないという判断でお受けしました。

今回製作にあたり 見た目の紙のデザインの踏襲と 
公共性の高い施設なのでウェブ・アクセシビリティの両立について最大に留意しました。
(トップページが重過ぎるのが当面の検討課題で、遠からず修理します)
次に携帯端末の振り分けとか多少将来を見てxhtmlにするとか
(製作のノウハウのない)園の方が2~3クリックで直接更新できる部分を作るとかもチョと工夫した部分です。

*ウェブ・アクセシビリティについては
少し古い記事もありますが富士通が分かりやすい説明を紹介しています。
*SEO対策については 少し前に 今年の6月に専門業者でも対策のしようがないぐらい
googleのアルゴリズムが変わった(より適切な方向に) とか言う記事を見ましたが
物販サイトではないので そのあたりは知っている範囲の対策はしていることを説明をして
了としていただきました。