2015-04-16

リサイクル工作(201504xx)

つい最近。工作好きの知人と話をしたときのことです。

余った端材が捨てられずにどんどん溜まっていくとのこと。
皆さん悩みは一緒なのですねぇ。。

特に、値段も使い勝手も良いのでよく使うSPF材。
表面もきれいだし数cmの端材でも厚みがあるせいか
再利用オーラを出しまくっていて 実にこれがよく溜まっていくんですね。

でも 実際に再利用しようと思ってもなかなかそんな場面も無く溜まっていきます。
そこで 彼女との話の中で私の再利用の仕方を紹介しました。

あまりタネも仕掛けもないのでまずはプロセスの写真です。

薄かったり 汚れていたりするあまり使い道の無いベニヤ板に縁取りをするように貼っていきます。

私は最終的に A4より縦横2cmぐらい大きめの板を作りたいので ベニヤにその大きさが無ければ継ぎ足します。
なので その継ぎ目にも跨ぐようにSPFの端材を貼ります。

片側に貼ったら反対側にも蓋をするようにベニヤを貼ります。
錘を乗せてしっかり接着。

四方をきれいに切ってチョッと厚みのある板の出来上がり。

上に物を乗せる棚板には強度不足ですが縦に使う分には充分な強度があります。
収納ケースと壁の間とかに棚板を渡すときの棚板を乗せる脚にしています。

ベニヤはホームセンターで端材で50円ぐらいで売っているやつとか 衣装ケースを壊したときに外したやつとかです。 
さすがに自分の工作でこの大きさのベニヤ板は端材では残りません。




そして こんな風に使っています。
もうかれこれ10枚ぐらいになります。

アマゾンの箱も書類ケースとしてリサイクル。







2015-03-12

楽譜の清書

先週末 久しぶりに都心に出かけて所用も済ませつつ近所のお店では在庫していないものや
実物を見てから買いたいものやらを仕入れてきました。

その中の一点がロットリング社の「アートペン」。
ロットリングと言えば製図用テクニカルペンの代名詞ですが
これは同社のカリグラフィ用のいわゆる万年筆です。

ちなみに私はテクニカルペンはフェーバーカステル派です。
ペン先が平たくてヨコに太くタテに細い線が描きやすくなっています。













ところで 今年になってから何曲か楽譜を清書してみることにしました。

耳覚えがあるポップスの中で、さらに鼻歌でフルコーラス歌えるぐらいに覚えている曲は
大概そらでメロディ+コードのギターソロで弾けるんです。

コード進行やメロディの動きのややこしい曲は
演奏としては「音を探りながら弾いている」感が そこここに表れてしまいますが、
弾いている音を記譜したら 初級~中級者用に出版されている
「ギターソロ ポップスギター曲集」ぐらいのアレンジになっていると思います。

ただ 自分にとって「そういう曲をそういうアレンジで弾けること」は
あまり重要だと思ったことがなかったので
「音を探りながら弾いている」以上の出来栄えのことが出来るようになろう
とか考えたこともありませんでした。


でも。 しかし。 そうは言っても。。 五十路半ばで恋を知り~♪

そういう多くの人に愛された名曲たちを楽しげに弾けることは
弾き手にとっても楽しいことです。
なので せめて探らなくてもいいぐらいに頭に入れておけるようにしようかな
なんて五十路半ばにして始めて思いたちました。

そこで 好きな曲で特にあやふやな部分が多い曲だけでも
いつの間にか覚えていた耳覚えではなくて
オリジナルの音源を聴きなおして採譜してみることにしました。

どの曲もオリジナルはやっぱりエッジが効いてますねぇ。
名曲を世に出した人たちはなんと繊細かつ奇知に溢れたことをしていたのでしょう。
コード付けやメロディのシンコペーションとか
私の耳覚えではただただ自分の弾き癖に都合が良いように
脳内でずいぶん簡略化されてしまっていました。
(申し訳ない。。。あらためて勉強させていただいています。)


と まぁ そんなわけで前出のペンを買ってきました。
いわゆる写譜用ではありませんが
そもそも最近は写譜用ペンがほとんど売られなくなっていているんですね。

現行の実用レベルで作られているものはプラチナやシェーファーの高級モデルのみで
値段も厳しいですが ペン先が1.3mmで 筆圧の強い私にはチョッと太すぎです。

ずっと←パイロットのプラスチック芯万年筆の音楽用というのを使っていました。

0.8mmでチョッと細すぎですが 使っているうちにペン先が鈍ってきて
それでちょうど良い感じになります。
結果的にこれが一番自分に合ったペンでした。

ですが もはや製造されていないとのこと。
使っていた一本はそろそろ寿命です。

今回買ったアートペンのペン先はステンレスで結構硬めなので ラインナップ上は0.8もありましたがそれより太く、1.3より細い1.1を買ってみました。


そして そんなこんなで楽譜を書いています。

30曲ぐらい頭に入れておければ今後の人生を楽しいものに出来るかなと思うので
とりあえず今年中に30曲清書するのが目標です。

正月から現在まで、今週時点で
すぐに思いついた曲だけで11枚書き終わりました。

キーはオリジナル通りで弾きやすければそのまま書きますが、
音域やシンコペーションを活かせる運指の都合とかを加味しながら
自分の弾き癖で最も弾きやすいキーで書くようにします。

基本的に調号はシンプルな方向に移調することが多いですが、
たとえばclose to youはオリジナルや普通に出版されている楽譜は調号無しのCですが 私のは#5つのBに、
イパネマの娘は普通は♭一つのFですが 私のは#4つのEに、とか そんな工夫をしています。





2015-03-03

ペンスタンド(20150216)

そろそろ花粉のシーズンだからなのか
気持ちがチョッと散漫で あまりピシッとしたことが出来なかったので
気休めというか。。。
いろいろ端材も溜まっていたのでリサイクル工作を作ってみました。





















去年の7月。
仕事用の机を作り直すつもりで 新しいのが出来るまでの間、ちゃぶ台や食台や、家の中のあちこちで仕事をするだろうな と思って仕事用の細々したものを移動させやすいように大き目のいわゆるペンスタンドを作りました。

しかし・・・実のところ 2015年3月の今現在 新しい机は完成どころか着手すらされていません。

計画を立てた直後に たまたま家具屋でとてもすわり心地の良い椅子を見つけてしまって、どうせ机を作るなら その椅子に最適で合わせた高さにしたくなったからです。

椅子は量産品なので在庫的にはいつでも買えるのですが、約2万円の出費に財布の口がなかなか開かなくて今に至っています。

そして今も仕事は家中をさまよいながらあちこちで作業をしています。

家庭内ノマドの携行品として前出の文具センターも大活躍中ではありますが もうチョッと手軽な卓上のも欲しくなったの溜まった端材のリサイクルも兼ねて一つ作ってみました。

今回 思い付きが何段階かあって これは↓3段階目時点の完成の図です。

第1段階目時点では
テープディスペンサーはありませんでした。
(写真なし)

セロテープは良く使うし、でも文具センターには付けていなかったので ここにつけることにしました。

テープディスペンサーの刃は最初は普通のと同じようにステンレスの端材でギザギザの刃を作って付けてみました。
これが第2段階目です。
(写真なし)

でも ギザギザに切れたテープの端をもう一度鋏で真っ直ぐに切りなおして使うことがけっこう多いので
第3段階目でそういうことがしやすいように作り直してみました。
←この部分。

箱全体の右端の小さめのポケットは
このときの鋏を入れる用に3段階目で付け足しました。

いちおうこれで完成と思ってしばらく使ってみました。

でも しかし このテープの切り方はチョッと面倒です。

そこで←こんな仕掛けを付けてみました。
可動部分は蝶番で本体に付けてあります。
下げるだけでサクッとカット。

刃はカッターの最後にホルダーに残ってしまう部分なのでこれもリサイクル。

良い感じなのでこれをもって完成です!
(これ以上深追いはしないのだ!)

←完成の図。

旗みたいな棒はチョッと移動させたいときに掴むところ。
意外とつかみどころが無くて持ちにくかったのだ。








2015-02-27

デスクサイドシンク(20150226)

仕事で絵を描くにしても趣味で工作をするにしても
手洗い場が近いところに欲しくて、
昔のトイレの中にあったような小さな手水ぐらいのでも良いので
流しが部屋にあれば良いのにとずっと思っていました。

10数年前の引越し後 住まいがワンルームでなくなってからは本当に切実にそう思っています。

しかし そうは思っても さすがに上下水の配管を廻してくるレベルのことは簡単には出来ません。

そこで今までは机の脇にポリタンクとバケツを置いてしのいでおりました。

←ポリタンクはこんなのです。
コックや蓋が上面にあるので水を入れた後は
90度ヨコに倒して使うわけですね。

運搬時のことや強度を考えれば構造的にはそれが正しいのですが、
10リットル=10キロですから
毎日風呂場で水を入れて部屋へ運んで
蓋がしっかりしまっているのを確認して横に倒してという一連の作業は本当に力仕事で面倒なだけでした。

一生こんな作業をし続けるのかと思うと鬱々となってしまいます。



そこで 思い切って考えました。
10数年来の「いつかそのうち」がまた一つ解消されました。(長かった。。。)

完成品は↓こちら。
ポリタンクをヨコにしても水が漏れないよう 蓋をしっかり閉め、水を入れるときしっかり閉めたまた蓋を開ける。

これが一番面倒なことだったのでタンクは正位置のままでいいようにコックを新たにつけました。

これで蓋の閉まり具合はルーズでOK。
単純に10キロを運ぶだけになりました。

たらいの下は排水受け用のバケツです。

ちなみに全体は耐水のニスを塗ってあります。

洗い場部分を机の上に置いて作業をしたいとき用に上下は取り外せるようにしました。
水の出方はこんな感じ。
コック開閉は90度、滑らかな回転で良い感じです。(1890円也)

排水はたらいを手前に引き出して
下のバケツに落とします。

たらいに穴を開けて排水用のホースをつけて・・・ とかも考えましたが
少し使い続けて どうしてもそのほうが良ければそうしようと思います。


完成後 これを洗うために作った と言っても良い エアーブラシの置き場もつけました。










2015-02-18

スツール(20150204)

台所周辺整理整頓計画第5弾の「コーヒーコーナー」に続き
第6弾になる「スツール」のご紹介です。

食器棚の高いところに物を入れたり取ったり、
あるいはチョッと腰掛けたり、物を置いたり。
そんなときにあると便利なのが低めの「スツール」です。

今までは引っ越してきた当時 場当たり的にホームセンターで買った
コストエフェクティブ抜群の←こんなのを使っていました。









この製品に特に不満があったわけでは無いですが、急にチョッと思いついたので 我が家の実情によりマッチするものを と思って作ってみました。

←これが設計図。
必ずしも数字通りには作りませんでしたが
座面の高さ以外はどの部分もこの数字より大きく作ってはいけないと言う条件のメモです。










で、完成したのが↓こちら。

座面の板は 乗ったり座ったりしてもずれないようにはまりますが
乗せてあるだけで固定はしていません。

なので持ち上げたり 引き寄せたりするのがしにくいかもしれないので縦の3面に取っ手になる紐を付けてみました。











箱のサイズは次の回収日を待つ新聞や雑誌類が入れられる大きさです。


MOREやWITHとかの比較的大き目の雑誌が入る大きさにしましたが、
そのサイズの本を入れると取り出すときに手を入れる隙間が無いので
一面だけ底までスリットがあるようにしました。

全体に厚い板でスクエアに作ったので強度的には問題無いと思います。

他の3面にもスリットがあるのは 雑誌やダンボールを上に乗せれば簡単に紐で縛れるからです。


それと 一面だけ階段状になっていますが そもそも全体が階段が必要なほどの高さではありません。

処分雑誌類を入れる箱としてなるべく容量を確保しつつ 
基本的に台所の食台の下が定位置になるので
↓すでにあるPCの台とお互いが邪魔にならないためです。


















で なぜPCの台がこんな形かといえば
暖かい季節はここがストーブの定位置になっていたからです。







2015-02-17

コーヒーコーナー(20150213)

昨年年始ごろ書いた台所周辺整理整頓計画第3及び4弾に続く第5弾の工作です。

きっかけは昨年秋に一泊で修善寺に行ったとき宿にあった喫茶室でのこと。

喫茶室はテーブルと一人用ソファー二脚のセットが二組ぐらいの小さな部屋で店員や宿の人は誰も居ません。

サイドボードの上にミルやドリッパーや豆など 一連のコーヒー用品が置いてあり「どうぞご自由にお楽しみください」とのこと。





コーヒーは家ではたまにケーキを食べるような家庭内イベントのときだけ
挽いた豆を買ってドリッパーで落として飲むぐらいです。
美味しさを求めるより面倒さが勝っている状態ですね。

家人さんはミルで豆を挽くのはこの宿の喫茶室でが人生で始めだったそうで、
けっこう楽しげに豆を挽いてコーヒーを淹れていました。


帰宅後 しばらく話題にすることもありませんでしたが
家人さんの実に楽しげにミルを挽く様子がなんとなく記憶に残っていて
クリスマスに自分たちの家庭へのプレゼントと思ってカリタの↓このミルを買ってみました。

http://www.kalita.co.jp/home/42039

ガリガリ・・・ガリガリ。。。ガリガリガリクソン。。

挽きたてのコーヒーって 自分で淹れても美味しいんですね。
すぐに飽きるかなと思っていましたが さにあらず。
その後 毎日ではないですけど家でコーヒーを飲むことが本当に多くなりました。

しかし それまでは家でコーヒーはめったに飲まなかったので
ドリッパーもペーパーも粉の計量スプーンも器系、紙物系、計量器系と、
台所のあちこちに散在していて
ミル購入後のコーヒーを飲むペースには出し入れがチョッと面倒な感じになりました。

そこで コーヒー用のアレやコレやを置く棚を作ってみました。

これまた タネも仕掛けも無いので写真のみです。













2015-02-10

園芸用霧吹き修理(20150210)

壊れたところをチャンと直した訳ではないので
「修理」というのはちょっと違うかもしれませんが
諸事情にかんがみてこの方が最適だったかな と思った工作のお話です。

お題の主さんの園芸用の霧吹きの取っ手が外れてしまったそうです。

そもそもそういう技術の無い私が言うのもなんですが
ずいぶん簡単な溶接で
力がかかる場所の割には
溶着面が小さすぎるのかもしれません。






同じようなものを買い換えても 必ずここが壊れてしまうのだそうです。




私いわく、
「100均でも同じようなのをよく見ますが そういうのではダメですか?」

その方のいわく、
「100均のでは霧の粒が大きすぎたり不安定だったりで良くなくて。
なので 今まで壊れるたびにチャンとしたものを買っていたので
取っ手だけが無いものがいくつもあり そろそろ買い足すのが惜しくなってきました。」
とのこと。

私は溶接は出来ませんが 雑貨屋さんの店内に置くものなので
それなりにかわいらしく見えるような方法を考えてみました。

タネも仕掛けもないので完成写真のみです。